私的VAN HALEN ベスト3
VAN HALENに出会ったのは高校生の時なので随分昔になる。
元々BOOWYが好きでギターを始めたのだが、レコード店で顔見知りの他校の生徒と話し合った時に勧められたのが、レインボーとジミ・ヘンドリクスの”BEST”である。
「なんだ、VAN HALENじゃねえのかよ!!」と言わずにまあ聞いて欲しい。
それまで、布袋寅泰の奏でるクリーンなサウンドしか知らなかった自分にとって、洋楽の歪んだ音は衝撃だった訳だ。それからレコード店へ通い、視聴しては限られた小遣いでアルバムを買い、友人と情報交換してカセットテープ(古い)をやり取りしてコレクションを増やして行ったのである。
Eruption
記憶が定かではないが、確かVAN HALENの中で最初に買ったのが1stである。一曲目の”悪魔のハイウェイ”の重厚な感じから一変!!
ライトハンド奏法というものに初めて触れた衝撃の一曲だった。
Jump
超有名な曲である。ハードロックを知らない人でも、この印象的なシンセのイントロは絶対に耳にしたことがあるはずだ。
第1期VAN HALEN最後のアルバムに収録された曲だが、自身初のビルボード ホット100にて1位を獲得する。
※余談だが、アルバムは全米最高2位。1位はマイケル・ジャクソンの”スリラー”で、エドワード・ヴァン・ヘイレンが”Beat It”で演奏しているのは皮肉な話だ。
Mean Street
耳慣れないパーカッシブなイントロから始まるこの曲。
聴いた当初はどうやって弾いているのか分からなかった。
スラッピングを駆使した奏法だが、その様子はVAN HALENのライブ映像にて、エディのソロでお目にかかることができる。
正直、三曲だけを選ぶのは難しかった。印象的な曲ではこうなるが、良い曲は他にも沢山ある。サミー・ヘイガーの歌う曲も高音が美しいし、本当にどの曲も名曲だ。
私が過去の日々で聴いたメディアはカセットだが、今はストリーミングで聴いて、気に入ればダウンロードして持ち歩ける。良い時代である。